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認知症薬の少量投与が可能になりました
広島老人ホーム・介護施設紹介センター 前田です
認知症の進行を遅らせる「アリセプト」や「レニミール」などの抗認知症薬には、少量から始めて有効用量まで増量するよう処方規程が定められています。添付文書の【用法・用量】通りに使用すると、興奮したり歩行障害がおこったりなどの副作用のため、継続服用させることが困難になるケースがあった。
厚労省は6月1日付で国保連合会と支払基金宛てに事務連絡として、規定量未満の処方も認めるよう指示することになったそうです。これにより規程用量未満の処方でも査定されることはなくなりそうです。
広島県ではレセプトにしっかりと理由記載されていればこれまでもある程度認められていましたが、9県で規定量に満たない少量投与で支払請求が認められていなかったそうです。
普通に考えればホントに可笑しなことですが、これでやっと患者の状態に応じた柔軟な処方が可能になりそうですね。
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